とある小説を読んだことから、ビンセントヴァンゴッホという画家に興味が湧き、絵画の世界は全くのド素人で、なんの知識もないのですが、ゴッホの生涯について書かれた小説を注文取り寄せ待ちをしながら、人生初、絵画展なるものに出かけました。

心を真っ白に、真っ平らにして、しっかり一つ一つの作品を目でみて、自分の心が何を思うのか、どう感じるのか、楽しみでドキドキしながら会場へ。

モネ、マネ、ルノワール、、、他名前だけ知っていたり、作品自体が有名でなにかで見たことがあったり、そんな作品もありながら、

一つ一つ、ド素人なりに楽しみながらゆったりゆっくりと鑑賞しました。

 

例えばライブを鑑賞すれば、手拍子をしたり拍手をしたり、掛け声をかけたり、手を振ったり、そんな動きのある楽しさを表現する手段があるのだけど、絵画展はそんなものは無い。

一人で作品を立ったまま鑑賞する。その絵の解説や時代背景などの説明を読み再度絵をじっくり観る。集中していると、その絵がまさにその瞬間動き出しそうな、その絵の背景や主人公から音が聴こえてきそうな、そんな感覚に陥る。はっと我に返り、動きはしないんだ、これは絵画なんだと思い直し、また観る。声も出さないし、静かに絵を観る。だんだん感じたことのないような心の喜び方、贅沢な時間とはこれをいうのだと思える満ちた時間の流れを感じている自分に気がつく。

あー、幸せだわこりゃ、なにこの静かな幸福感と満足感。

そんな感じ。

 

私のように一人でじっくり鑑賞しておられる方々も多数いたけれど、友達同士で若干冷やかし程度に来たような感じの方々はまあまあやかましかったけれど、そんな方々はスマホで写真ばかり撮影していて、ささーっと過ぎ去るので、それを待って、またまたじっくり鑑賞する。

 

得も言われぬ自分の心の喜びに気づく。

 

とても有名な絵だと思うのだけど、ルノワールの裁縫をしている少女に見えてじつは少年、という絵があって、

この作品は、現地でも、また帰宅後もその翌日もしばらく、ずーっと心に深く刻まれていて、洋服の描き方があまりにも衣擦れの音が聴こえそうなほどで、凄い絵なんだと、心に響く威力というか、パワーというか、なんかわからないけど、そんなものを感じてまだ無くならない。

 

もう一つ心に深く響いた花の絵があったのだけど、もうホンモノにしかみえず、触れたら花びらとか花瓶なんかの温度を手で感じられそうな、、、ただあまりにも絵そのものに惹きつけられ過ぎて、解説もなにも読めないくらい心揺れて、誰のなんという作品か全く覚えてないのが不思議だけど、、、もう一度観たい想い。

3時間くらい観てました。何度も何度も初絵画展会場で。

 

会場を出たらみなさんはお土産店を見ておられましたが、そんなんできなかった。心揺れて、感動と喜びと満足感と幸福感と贅沢感と、、、にんまりしたまま電車へ飛び乗り帰路へ。。。

 

なんにもわからなくても、こんだけの気持ちにさせてもらえて、ここ数年一番のラッキーデイだったかと思う。

 

またどこかの美術館に絵を鑑賞しに行きたい思い。

私は写真は1枚も撮影せず、心に焼き付けてきたので、上部添付のゴッホの跳ね橋の絵はググって探したものをスクショ。

 

たまにはこんな他愛のない私の日常の記事もいいかしら。。(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

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