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★Swingin’ Hot Jazz Band@グラバー邸ライブ後記

4月16日㈯お昼はグラバー邸にてSwingin’ Hot Jazz Bandライブでした。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!

Swingin’ Hot Jazz Bandは、

黒人霊歌や賛美歌を含むトラディショナルから、New Orleans Jazz、Chicago Jazz、Swing Jazz時代の楽曲を、そして時代を超えて愛されてきた名曲の数々を、粋で洒脱なSwing Soundで味わっていただけるTrioです。

1920年代は狂騒のジャズ・エイジでありました。ジャズに一番勢いのあった時代です。ragtime、dixieland、new orleans jazz,chicago jazz 、swing jazzと変遷していくそんな時代の楽曲を、この時代を彷彿させるような2beat,strideでもってお楽しみいただいているユニットです。

このように銘打ってからは初となるグラバー邸での演奏でした。とても良いライブだったように感じています。

この時代にjassからjazzという表現に変わったのですが、とにかくモダンジャズの大元です。昨今スタンダードと認識されているものより以前に厳然と存在し広く認識されていたスタンダード楽曲がたくさんあります。当時は今では考えられない数の人々に認識されていたスタンダード。時代背景も昨今とは全く違いますから単純な比較はできないにしろ、そんな古いスタンダード楽曲、古いジャズは、身体が自然とリズムをとってしまうような、手足が自然と動いてしまうような、そんな「ノれる」音楽なんですね。メロディが美しいんですね。

この日は前半はルイアームストロングの特集を(サニーサイドは演奏しませんでしたが)、後半はトラッド楽曲やスイング楽曲を。12番街のラグをこのユニットで初演奏致しましたが、guitar能勢英史さんの技量の圧倒的な凄さに舌を巻きました。strideとguitarの被さり方など心配な点があったのですが、そんなものは全くの杞憂でございました。

Basin street bluesや南部の夕暮れなどは本当にこの時代にタイムトリップしたような空気感に包まれました。Banks of the ohioやMy old kentuckey homeはこのユニットの十八番ですが、トラディショナルソングと、フォスターの作品です。Just a gigoroを取り上げましたが、マレーネ・ディートリッヒの歌った楽曲に佳曲があり、いつの日かこの曲と同時に演奏しようと考えております。

いやぁもう終わってしまったのかと思えてくるライブでした。このユニットのコンセプトのはっきりとしたセットリストでもってお聴きいただきました!

どこかノスタルジックな、胸の奥の方が温かくなるようなそんな世界観をSwingin’ Hot Jazz Bandでは味わっていただくべく策を練って参ります。

charlestonやtwelfth street rag等々のstride楽曲やboogie woogie楽曲もがっつり演奏して参ります。

現代ジャズの大元となったジャズの世界、ぜひとも味わってみてください。

次回Swingin’ Hot Jazz Bandライブは

6月24日㈮@M’s Hall にて。

その前に、特別企画ライブと致しまして、Swingin’ Hot Jazz Bandとsinger北川真美さんとで演奏致します。こちらは、私と北川真美さんとで演奏している2beat jazzのDuoのコンセプトとSwingin’ Hot Jazz Bandのコンセプトを合体させまして、様々な仕掛けを散りばめた心弾む内容でもってお楽しみいただきます!!

singerのバックをSwingin’ Hot Jazz Bandが担当するライブではございません。singerが単純に2人いるライブでもございません。

え?ほなどんなん???

それはぜひ、足をお運びいただきましてお楽しみいただきたく存じます。

5月8日㈰

放出DEAR LOAD

チャージの表記が¥2000となっておりますが、誤りです。大変申し訳ございません。

¥2500となります。

14時スタート!!

ご予約をオススメ致します。

09081417309まで。

http://tomtom.p-kit.com/

4月1日M’s Hallライブ後記

4月1日㈮はM’s Hallにて、Swingin’ Hot Jazz BandのDuoバージョンということで、bass佐々木研太さんと演奏致しました。お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!

研太さんとのDuoはこれまた7,8年くらい前以来でした。当時とは演奏内容がガラッと変わったと思いますが、じっくりとゆったりとした暖かみのあるDuoだったと感じています。

もちろんbass佐々木研太さんのおかげであります。派手なパフォーマンスはされません。しかしDuoであれTrioであれ、bassという立場からバンドを俯瞰してしっかりとじっくりとまさに燻し銀のごとく牽引される、出過ぎず引っ込み過ぎず、最高に心地良く、要所は確実に押さえて、深いポイントでもって演奏される佐々木研太さんです。以前からそんな演奏をされますが、この日はDuoということもあり、研太さんの音を目一杯浴びて、さらに強く深く広く大きく進化されているものを毛穴レベルで感じた次第です。

私自身も、力の抜けた、ゆったりとした空気感でアンニュイな雰囲気でもって、bassのビートや選択される音にすべて委ねながら、自由に弾き、歌い、bassの演奏に対しても反応できたように感じています。

この日はお客様が静かで、どうしてかしら?と思っていましたら、終演と同時に賛辞が。ありがとうございます。

とても良いDuoだったと感じています。

いろんなものが見えたり感じたりしてしまうので、雑念を封じ、信頼し委ね、またありのままを受け入れ反応する状態に自分を持っていくことは私には難題なのですが、ご共演頂いてきた中で途切れることなく揺るぎない信頼を抱いている佐々木研太さんとのDuoは、心も頭の中も無の状態で、ただひたすらに音楽をやれる環境なのだと思います。

Take me out to the ball gameをstride弾き語りとbassで演奏しましたが、お客様からお声上がり嬉しく感じました。

Slow boat to chinaでは1コーラス、研太さんのbassと歌、という、2beatやstrideやragtimeなどのtradの世界を追究する中ですっかり忘れていた普通の演奏パターンを投入しましたが、なんて歌いやすいことだろうか、歌が勝手にスイングします、研太さんのbassに乗っかると途端に。若々しい、はつらつとしたまだ青みの方が強いスイングではなく、腰の据わった大人なスイングです。いやぁ、本当に良いライブだったと思います。

良いライブというのは、いろんな形、いろんな表情がありますね。ワイワイ盛り上がるもの、新しい試みでの緊張の中にも楽しさのあるもの、各人の技術や持てる力により唸らせるもの、静かで落ち着いた中にも見事な音の絡み合いのあるもの、、、今年に入ってからは、様々な形のいわゆる良いライブを経験させていただけていることに、とても嬉しい気持ちと有難い気持ちで身も心も満タンです。

次回このDuoは、

7月22日㈮ M’s Hallにて。

自信をもってご案内致します。ぜひご一聴ください。

本当にありがとうございました!!

最近、視力の不具合極まりなく演奏中眼鏡をかけたりしています。ロッテンマイヤーさんみたいな感じの眼鏡が欲しいんですが、、、衣装や眼鏡等々、探す時間を作り出すのがどうにも苦手です。。。トホホ。

4月18日㈪はUpBEAT VOICES

4月のUpBEAT VOICESは18日㈪に

JAZZ ON TOP ACT Ⅲにて

http://jazzontop.info/

19:30と21:00の2回ステージです。UpBEAT VOICESのホームグラウンド的お店、JAZZ ON TOP ACT Ⅲ。毎日素晴らしいライブが繰り広げられていて、ミュージシャンやお客様に愛されているお店です。

セットリストは、、、

1st

▶I’m singin’ in the rain

▶Bibbidi babbidi boo☆

▶You’ve got a friend in me☆

▶I wanna be like you☆

▶As time goes by

▶Darktown strutters ball☆

▶When you wish upon a star

2nd

▶Straighten up and fly light☆

▶The devil and the deep blue sea

▶In the mood

▶Poppity pop ~I got rhythm

▶c’est si bon☆

▶Hit that jive Jack☆

▶eight nine and ten

曲目は当日に変更になる場合がございますので予め御了承下さい。

☆=男女混声

皆様のお越しをお待ち申し上げております。

Swingin’ Hot Jazz Band@グラバー邸

http://glover-jazz.com/

4月16日㈯

グラバー邸さんにて

14時スタート

Swingin’ Hot Jazz Bandで演奏致します!!

セットリストはこちら

↓↓↓

1st

▶Basin street blues

▶April in Portugal

▶Swing that music

▶Dark eyes

▶Cabaret

▶When it’s sleepy time down south

▶My old Kentucky home

2nd

▶Twelfth street rag

▶Joseph Joseph

▶Just a jigolo

▶Breeze

▶Whispering

▶Banks of the Ohio

▶Eight nine and ten

当日に曲目を変更する場合がございますので予め御了承下さい。

久しぶりにグラバー邸に出演させていただきます。土曜日の午後を、Old Jazzのサウンドでゆったりお楽しみください。Stride奏法で2beatな世界観、1920年代の狂騒のJazz ageへ誘います。

能勢さんの圧倒的なパフォーマンス、研太さんの燻し銀のbeat、存分に味わっていただけます。そして、Swingin’ Hot Jazz Bandならではのバンドサウンドもご期待ください。

お待ち申し上げております。