とても厳しい夏だったけれど、9月だ、めでたい月だ、これは自身への祝いと学びの為に、と、
伊丹Winnerさんに
ボードビリアンのライブを観に行った。
上の助空五郎さんと
bass斎藤一郎さんのライブ。
【芸】
まさにエンターテイナーの観応えあるライブだった。
芸のある芸人になりたいのだな、自分は、と改めて思う。アーティストでなしに、芸の尖った芸人。
なんてカッコよく、美しいことよ。
声の柔らかさ、人を包み込む寛容さ、
芸の優しさ、人間の歴史の層、愛、愉快さ、、、独特の世界観。
思わず、CDを購入させていただいた。これがまた大変心地よい。心に刺さってなかなかとれずにいるトゲがずいぶんと取れたような、そんな感覚を覚えるほどに。
誰をも傷つけたり、不快にさせない行き届いた配慮のある芸。
これこそがホンモノである。
そんなつもりは全くなかったのだが、空五郎さんと斎藤さんと写真を撮っていただいた。嬉しい限りである。
深く心に刻み込まれる芸。忘れないであろう。
そして、有り難いことに、最近ご共演機会をいただいているbass斎藤一郎さんの、上手い美味い旨いプレイ。空五郎さん同様に彼にも愛がある。心の奥が温かいのだ、きっと。その昔、19年くらい前からは想像だにできないほど、大きな実を実らせる大樹となられた。脱帽である。
忘れ得ぬ夜。
伊丹駅にも
諸々思い出がある。
さようならば、、、
と歌う空五郎さんの演奏が忘れられずにいる。