後記~ソロライブ@JAZZ ON TOP ACT Ⅲ

ずいぶん時間が経過致しましたが、2/21、JAZZ ON TOP ACT Ⅲさんにて、初の試み、JAZZの歴史と共にソロ弾き語りを、ということで演奏させていただきました。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました。

ほぼ全編、ストライドピアノ奏法を取り入れながら、讃美歌、労働歌、黒人霊歌、Ragtime、Dexieland Jazz、New Orleans Jazz、Swing Jazz、Big Band楽曲等々を時代を追いながら、歴史を紐解きながらの演奏でございました。

 

大変緊張致しました。諸々失敗もありながら、全力で演奏致しました。

 

この日の衣装ですが、フラッパーと呼ばれる当時流行していた最先端のファッションに身を包んだ若い女性のイメージを再現したものです。本当はもっと頭にも飾りを着けたりするのですが、それは今回着用せず。

 

1920年代以前の楽曲、ジャズの原点を積極的に演奏しているので、この日の演奏が決まった時からこの衣装を着用して、歴史を解説しながら、ストライドピアノ奏法でもって、ソロ弾き語り!!と心に固く決めておりました。

 

この日のために準備し、自分の言葉で歴史が語れるようにイメージも作り上げました。

たくさんの反省点や改善点があり、演奏終了後はあまりにクタクタで、消えて失くなりそうでした。

 

もっともっと上手く運びたかったし、もっともっと上手く創りたかったし、いろいろな想いが心に溢れておりますが、とてつもなく貴重なチャレンジをさせていただけたことに深い感謝の念を抱きます。誠にありがとうございました。

 

手袋がやはり気になり、結局外してしまいましたが、、、

この衣装を着用し、手袋も装着し、また改めて、チャレンジしたいと思っています。機会が訪れることを願わずにはおられません。

 

この日、あるボーカリストがお越しくださいました。「すぐにギャツビーだ!とわかりましたよ。」とのことでした。

そしてまたあるお客様には、音源や嬉しい資料や、大変参考になる書物なども教えていただき、ジャズの原点を究めて行く決意も新たにした次第です。

 

最終的には、ソロで、いわゆるありがちなpiano&vocalではなく、ジャズの原点、足で聴く賑々しいジャズをストライドピアノ奏法やブギウギ奏法を用いながら弾き語りソロが完璧に演れることが、私の最高到達点なのかも知れません。

 

ストライドピアノ奏法は、とても難しいです。ツービートジャズはとても難しいです。それをピアノで確実に奏でながら歌うということは更にとても難しい。こんなことを、さらっと、面白可笑しくやってのけるFats Wallerって、「鬼やな」と正直思います。

グローブのような手になりたい。

大きな身体になりたい。

なんて、馬鹿みたいなことを思ったりしながらこれを書いている次第です。

 

ともかく、大変意義のある、私にとってはとてもチャレンジングなショウでした。

チャンスをいただき、本当に本当にありがとうございました。

 

そして最後までお聴き届けいただきありがとうございました。

次にこのショウが実現した時は、この日より格段にショウの全てがレベルアップしているよう、準備と研究を怠らず継続する所存です。

 

とてつもない記念となる日でございました。たぶん一生忘れないわ、忘れろと言われても無理だわ。。。

 

ありがとうございました!!

 

 

 

めったにない、もう後記。

本日は久しぶりのピアノバーキヨミさんにて、初のトリオで演奏致しました!!

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!!

いつも後記は1ヶ月後だとか、そんな感じで遅くなりがちな私ですが、

今宵のライブは、とても賑々しく、Trad Jazz(swing時代含む以前のJazz)の底抜けに明るい、「足で聴くジャズ」をそのまま再現したサウンドとなりました!!

 

Old Jazzを演奏しておられる、という情報を得て、いつか演奏機会を、と狙いを定めていて、本日共演叶った若きギタリスト、清舩正好(きよふねまさたか)さん!!

師匠はキサクモトフサさんであられるそうで、まずギタリストとして四つ切り、を学ぶよう言われるのだとか、、、素晴らしい指導者であられますね★

ブロックも単音もこの時代、このジャンルの的を射たサウンドで、お若いのにもかかわらず、非常にメリハリあり、スインギーでJive感もあり、またツービートジャズにもきちんと反応される、想像以上の素晴らしいプレイでした★★★★★関西ジャズ界、まだまだこうして若き獅子が現れるなんて、捨てたもんじゃないですね★★★★★

 

そして、bassは近藤哲生さん!!彼とは何度も共演ありなのですが、いつにも増してスラップバリバリで、stridepianoとの相性抜群でした!!

細かい音、シチュエーションが変わる場面、サビにいく手前、ソロ明けメロディに戻る際の音の始末というか、あり方も格段に素晴らしく、ご経験を積まれ幅も深みも体得された圧巻のプレイでした★★★★★

 

なんといっても、明るいのがいい!ジャズってそもそも明るいのです。辛気臭いジャンルではない。ジャズはそもそも明るく楽しく、躍ったり歌ったり、飛んだり跳ねたり、そういうものなのです!

じ~っと座ってただひたすらに聴くに徹し、ソロが終わったら拍手、なんて、そんな作法は元来はないものだったのです!

 

いつからそうなったのか、、、

 

それははっきり文献などにより解明されていることでありますが、ここではそこには触れずにおきましょう。

 

何度も言います。

 

トラッド=ディキシーランドジャズではありません。

トラッドジャズとは、swing含むそれ以前の「元来の」ジャズであり、ジャズの元祖であります。

 

ただひたすらに、何にもまみれていない、素直で等身大の、とてもHappyで賑々しいジャズを演奏できた、そんなライブでした!!

 

またこのメンバーでの機会をどうにか設けたいと思案中です★★★★★

 

皆様、楽しみにしていてくださいね!!

 

ピアノバーキヨミの清美ママ、いつもありがとうございます。

 

あー、めちゃめちゃ楽しかった!!

 

 

 

 

ライブ後記⑤ Bar わかな

2月10日はBarわかなさんにて、

初共演、guitar上東裕嗣さんとデュオで演奏致しました!!

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!!

 

スィングというジャズジャンルをこよなく愛しておられ、この道一筋に演奏されている上東さん。

 

たまたまSNSで知り、その後、私のとあるライブにお越しくださり、ご縁がつながりました。

Nat King Cole Trio

の初期の音源が大好物であられる上東さんですが、私もその辺りは網羅しております★

 

互いのレパートリーも重なるものが多数あり、自然と意気投合した演奏になります★★★★★

 

音を出していることが楽しくて仕方ないといった感じの、Jiveyなギター弾き語りも彼の魅力です★★★★★

 

「JiveyなJazz」

というカテゴリーで、更に煮詰めて行く方向で意思確認し合いまして、早速課題曲に取り組み始めております!

 

サクッと話しがすすむのはいいことですね★★★

12番街のラグを演奏したのですが、面白かった★★★★★楽しかった★★★★★

 

Pretty Eye Babyは美雅さん、レパートリーですか?

はい!

 

やっぱり楽しかった★★★★★

 

Hit That Jive Jackなんかも、ノリノリでお聴きいただきました!!

 

次の予定は現状まだ決まっておりませんが、決まり次第お知らせ致しますので、この新しいデュオもぜひお聴きいただきたいです!!

 

ありがとうございました!!

 

お客様にもパワーいただきましたっ★ありがとうございました!!

 

 

ライブ後記④ New Suntory 5

 

1月30日はNew Suntory 5さんにて

Swingin’ Hot Jazz Band

で演奏致しました!!

 

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!!

 

今回は、Swingin’ Hot Jazz Bandとしては新曲

 

Now’s The Time To Fall In Love

Rockin ‘ Chair

Limehouse Blues

などもお聴きいただきました★★★

 

Swingin’ Hot Jazz Bandの分厚く賑々しいサウンド、いかがでしたか?

 

この日、客席におられた方で、stridepianoのファンの方がおられました。本格的なstridepianoを聴けて、久しぶりに真剣に聴いたライブだったとのことで、諦めずに続けてきてよかったと感じた瞬間でした。

 

ミュージシャンは、こういうお客様からのお言葉が物凄く励みになります。本当にありがとうございます。

 

New Suntory 5のマスターさんにいつも、

 

ジャズの原点

ええね

これがジャズや

これがジャズの原点やと

もっともっとやったらええ

 

とお言葉をかけていただきます。うれしくありがたいです。

 

歴史なんて、どーでもいい、合理的であればこそ、、、

こんな風だった時代もありますが、

 

歴史の上に我々は存在するのであり、歴史を知ることは大切なことだと身に沁みて感じています。

 

guitar能勢さん、bass佐々木研太さんとのトリオで奏でる、ジャズの原点、足で聴くジャズ、

 

ジャズのメッカ、New Suntory 5さんにおいては、さらに背中を押され、佳い空気感に包まれながらお聴きいただけているように思います。

 

とても佳いライブでした、この日も★★★★★

 

Swingin’ Hot Jazz Band

 

応援してくださいね★★★★★

 

まだまだ今年は、あっ、と驚く「ジャズ」楽曲をたくさんお聴きいただくことになっておりますから!!

 

おたのしみにっっ★★★★★

 

終演後のSwingin’ Hot Jazz Band。

 

いつもありがとうございます!!

 

次回New Suntory 5は、

piano&vocal吉田美雅

guitar 能勢英史

bass 廣田昌世

 

のトリオで、

 

4月30日(火)

 

です!!