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Swingin’ Hot Jazz Bandライブ後記@M’s Hall

2月10日(金)、M’s Hallへお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!!

M’s Hallはいつも本当にたくさんのお客様にお越しいただきます、マスターやママさんの築いてこられた歴史を毎度感じるお店です。初めて来られた方もまた来たいとおっしゃいます。そんなM’s Hallに出演させていただいていることを光栄に思います。ありがとうございます。

この日は、What a little moonlight can doをストライドからバンド演奏へ、というアレンジで演奏したり、Just a closer to walk with theeを荘厳なイメージで演奏したり、また、St.Louis bluesをインストで途中boogie woogieにして演奏しました。

Just a closer to walk with theeやSt.Louis bluesは、ディキシーランドジャズやニューオーリンズジャズの方々がよく演奏される楽曲ですが、だからこそ、私たちSwingin’ Hot Jazz Bandが取り上げ演奏することに、意味がある、と感じています。

この日の演奏をお聴きいただいた皆様には、耳馴染みな楽曲ではなかったかもしれませんが、大変有名な楽曲であり、多くの人々に愛され演奏されてきたものです。まさに、これこそがジャズであります。

時代の流れがあり、それには逆らえないとしても、ジャズに垣根があり、ジャズにカテゴリーがあり、そのカテゴリー分けにより相容れないものになっている部分があり、そんな事情により時に心が苦しくなります。

自身も、ジャズの歴史をより深く理解したいと向き合うようになったのは大変お恥ずかしながら遅かったですが、知ったからには、ジャズを演奏したい、ジャズを伝えていきたい、その一心でSwingin’ Hot Jazz Bandで取り上げています、そしてこれからも続けて参ります。

この日はSlow boat to chinaも演奏したのですが、これは秀逸だったと感じています。guitar能勢さん、bass佐々木研太さんの絶妙なアシストが更に功を奏し、最高のバンドサウンドを響かせられたように思います。

この日取り上げた楽曲は、また更に進化させて今年のSwingin’ Hot Jazz Bandのステージでたくさんお聴きいただくことになるでしょう!

今後のSwingin’ Hot Jazz Bandにご期待ください★★★★★

誠にありがとうございました。

Swingin’ Hot Jazz Bandライブ後記。激遅。

今日は3月5日。後記がずいぶん遅れました。なんと1月28日@グラバー邸でのSwingin’ Hot Jazz Bandライブ後記です。

まずは、この日お越しくださった皆様、誠にありがとうございました!!

身体を揺らして聴いてくださるのはとても嬉しいことで、バンドサウンドをお聴きいただけたこと、大変ありがたく感じます。

この日は、Begin the beguineや、smilesなんかを取り上げてみました。smilesは、smileの後にメドレー的なアレンジでつないで演奏しました。Swingin’ Hot Jazz Bandの十八番に今後なっていくであろう楽曲です。イメージ通りの軽快な2beat感溢れる、思わず足がステップを踏みそうな演奏だったように手応えを感じました!

以前、私へのあるアンケートに、「あなたの唄うLili Marleneを聴いてみたい」と書かれたものを手に致しました。マレーネディートリッヒの唄うこの曲をずいぶん聴き、イメージを鍛え演奏しています。この日のこの楽曲は、マレーネの唄うように、途中からはマーチとして演奏しました。やはり、この楽曲はこうでないと★

guitar能勢さん、bass佐々木研太さん、ご両人は確実な技術と表現力の持ち主であられますから、こういったアレンジもお手のものでした、さすがです★★★

Just a gigoroも、マレーネをイメージしながらの演奏でした。映画は1979年ですが、楽曲自体は1924年。この時代の特徴をよく現した楽曲であり、またお客様からも好評いただいた演奏となりました。

1920年代の薫りのするジャズ。ジャズが一番栄えた狂騒のジャズエイジといわれる年代。

ここをテーマに掲げ、古い時代の、民衆と共にあった、民衆の生活に馴染んでいた、そんなジャズを一貫して味わっていただける、Swingin’ Hot Jazz Bandのライブです。

あるお客様はおっしゃいます、確かにトラッドだけどディキシーランドジャズでもニューオーリンズジャズでもない、ニュートラッドだね、と。

耳に、身体に、心に、すーっと心地よく響く、そして手も足も自然にリズムをとってしまう、そんなライブ、これがSwingin’ Hot Jazz Bandのライブなんです!!

ありがとうございました!!

そして、Swingin’ Hot Jazz Bandライブ後記はあと2つ続きます、、、大変遅くなり、記憶が薄れていきそうですが、、、アップします!

UpBEAT VOICES後記。遅。

1/22(月)はJAZZ ON TOP ACTⅢさんにて

吉田美雅UpBEAT VOICESライブでした。

多数ご来場いただき誠にありがとうございました。

後記アップがかなり遅れましたが、久しぶりのJAZZ ON TOP ACTⅢさんでのライブで、今までの感覚よりずっと演奏しやすくて、心地よくアンサンブルが進められたように感じております。

ミュージシャンに寄り添ってくださるJAZZ ON TOP ACTⅢ、お客様にも優しいJAZZ ON TOP ACTⅢ、感謝申し上げます。

UpBEAT VOICESはテーマ曲とも言える十八番ナンバーがいくつかございます。

Straighten Up And Fly Right

Old Folks At Home

HiT That Jive Jack

Walkin’ My Baby Back Home

などなど。

リーダーとして、自分で言うのもアレですが、、、控え目に言っても、、、

サイコー★★★

です!!

継続は力なり。

ここに尽きますね。。。

美雅さん、今やchorusやるユニットは全然珍しくないです、

そうなんだと思います、、、、が、

UpBEAT VOICESは唯一無二です★★★

本当に久しぶりに

Bye Bye LoveやYou’re My Sunshineなども演奏しましたが、なーにこれっ★★★サイコー★★★

guita&chorus野江直樹氏始まりの、Alright OK You Win★★★野江君はギタリストですから、滅多なことでは歌わないわけですが、なんと聴き心地佳いguitar弾き語りなことよ★★★その後bass.chorus光岡尚紀氏の色艶満載のbass弾き語りが入って、、、こんなAlright OK はないです、はい、他にはございませんっ!!断言致します!!

楽しくないわけがないUpBEAT VOICESでありますっっ!!

野江直樹、光岡尚紀、両氏の素晴らしき点はたくさんありますが、この日冴え渡っていたのは、彼等の奏でる音(声も含む)の先には、お客様の存在がある、という点です。

ライブは生物ですから、時に、調子がでなかったり、内々でいまいちおもしろくなかったり、そんなことはあります、普通に。だからといって、そんなミュージシャンサイドの事は二の次、調子が悪かろうがなんだろうが、笑顔で、今のこの場の音を目一杯お客様に届ける、これがステージ上でできてこそのプロミュージシャンです。

当たり前やん、 、、そうなんですが、意外と出来ていないパターンがたくさんあります。

本当に頭の下がる彼等のステージ上の心意気であります。

ここしばらく私は、ストライド奏法を積極的に取り入れており、そんなことを知ってくださるbass光岡尚紀氏は、演奏中の私からの指示では一切ないのですが、曲中でbassのスラップ奏法を披露されるんです、もちろん、スラップ奏法が適した曲中で。それで、私にストライド奏法をこっそり要求される、いやこれは、いわゆるパスですよね、音楽的パス。

スラップ奏法なんて、そんなにどこでもかしこでも関西ジャズ、特にモダン界隈では聴けないし観られない技なわけです。それだけでも充分なのですが、そこにストライド奏法が加わると更に曲調に変化が出て、聴いていても、また、演奏していても、雰囲気がガラリと変わり、とても賑やかになる。

こういう、影の功労者的な判断を即座にできて、パスを出し、バンド全体を、いやその先にいてくださるお客様へ向けてのエンターテインメントとして芸を披露する、という俯瞰力、判断力、、、凄いです。脱帽致しました。

guitar野江直樹氏もバンド全体を見渡し、各人が出してる音のすべてに呼応して、時に前にぐぐっと出てくださり、時にぐーっと後ろに引いてくださり、絶妙な塩梅でUpBEAT VOICESを盛り立ててくださいます、もちろん彼のPLAYの先にも確実にお客様の存在がある。こういうのを、凄いというのだと思うわけであります。

私は、といえば、この日は会場の楽器、バンドの音のすべてがあまりに心地よく、呼吸も美味しくて、メンバーの前向きな心意気に良いパワーをいただきながらの弾き語りでした。

そして、時折お世話になっている、vintage shop 古着屋サマンサさんで購入した、蝶ネクタイを着用しての演奏でした!

蝶ネクタイ、いいですね★簡単ですし、ネクタイよりも。UpBEAT VOICESでは、スーツ&ネクタイ着用ということなので。

ループタイを考えていたのですが、蝶ネクタイの方が可愛いし★

良いバンドです。

野江君、光岡君のおかげです★★★

あー、楽しかった!!

ありがとうございました!!

次回UpBEAT VOICESは、先になりますが

5月15日(月)@JAZZ ON TOP ACTⅢ

8月21日(月)@New Suntory 5

時間ありますから、またまたアイデアをポコポコ浮かばせて練って、楽しんでいただける作品を仕込んで臨みますよ!!

ぜひぜひご予定くださいね★★★

あ、ちなみに、

UpBEAT VOICESは

Pが小文字で

UpBEAT VOICES

ですっっっ!

いつも応援くださり誠にありがとうございます!!

あー、終わってしまった、、、、、

Swingin’ Hot Jazz Band@New Suntory 5ライブ後記

12月29日(木)はNew Suntory 5さんにて、

Swingin’ Hot Jazz Bandの2022年最後のライブでした。

この日もまた大勢のお客様にお越しいただきました、誠にありがとうございました!!

Swingin’ Hot Jazz BandはSwing以前のTrad Jazzをメインに、stridepianoやboogie woogieやcountryやragtimeやSwingなどの楽曲も取り入れてお聴きいただく本格派のバンドです。

そもそものJazz。JassからJazzへと移行していったそんな時代の、そもそものJazz。ダンスと共に発展したJazz。

Jazz離れの見られる昨今でありますが、今一度原点に戻って、Jazzを演奏する本格派ユニット、それがSwingin’ Hot Jazz Bandです。

この日もSwingin’ Hot Jazz Bandカラー炸裂致しました。

手紙でも書こう

When I get low and get high

Charleston

滝廉太郎の「花」はstridepianoで

chattanooga choo choo

my old kentucky home

Joseph Joseph

Long long ago

などお楽しみいただきました。皆様いかがでしたでしょうか?

この日の私の一番印象に残った楽曲は、

Manhattan

そして

Coquette

Manhattanは、早くから取り上げてていた楽曲でしたが、永らく自分のレパートリーにあることも忘れておりました。前回10月末にNew Suntory 5さんで演奏させていただいた時に、お店でリーワイリーのNight in manhattanがかかっていて、まさにManhattanを聴き、あーなんて素敵、リーワイリー最高!って思いまして、せやせや私レパートリーやったわ、と思い出した次第ですw。

この曲、メロディが始まりまして1小節目の2個目のコードが、いろんな解釈ができ、その時々でご共演いただくミュージシャンに様々なコードをご提案いただき過ぎて、自分の考えはなかなか通らなかったりして、非常に悩ましい問題ある曲として、棚上げしていたのを、帰りの南海電車内で思い出しました。

が、Swingin’ Hot Jazz Bandにおいては、まさに私のイメージする雰囲気のコードがすんなりと。テーマ性のある楽曲ですし、この手の楽曲こそ基本に忠実であるべきかと考えます。

Coquetteも然り。この楽曲は、テディウィルソンがお気に入りで何度もレコーディングされていたりします。んー、なんて素敵な楽曲★

2022年の最後のライブが、Swingin’ Hot Jazz Bandのライブで、しかもNew Suntory 5さんにて演奏させていただけたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!

実は、私のライブでは稀有なことなのですが、singerが3名お見えになりました。吉本恵律子さん、北川真美さん、石田裕子さん!

吉本恵律子さんとは実はこの日初対面っ!彼女のアルバムをご紹介いただき、一方的にファンになってメッセージ差し上げた、といういきさつでして、まさかお見えになるとは思ってもいなくて、大変恐縮するやら嬉しいやら★★★

3月には関西ライブされますので、皆様ぜひともチェックなさってくださいね!

写真あるんですが、、、載せずにおきます。なんか、、、個人的に宝物やから、、、載せずにおきます(笑)

Swingin’ Hot Jazz Bandは本年も突き進みます。

1/28(土) グラバー邸 お昼ライブ

2/10(金) M’s Hall

2/25(土) JAZZ ON TOP ACTⅢ

更に追究して、狂騒の1920年代を彷彿とさせる世界へ誘います。

ダンスのステップにもピッタリとハマるSwingin’ Hot Jazz Bandサウンド!!

お楽しみに★乞うご期待!!