Swingin’ Hot Jazz Band@JAZZ ON TOP ACTⅢライブ後記

6月30日(金)はJAZZ ON TOP ACTⅢさんにて

Swingin’ Hot Jazz Band!!

ご来場いただき誠にありがとうございました!!

 

まさに、賑々しく演奏致しました、いかがでしたでしょうか?

 

JAZZ ON TOP ACTⅢさんでは、バンドメンバーの音が細部に至るまできちんと各人ともに届き、聴きながら、反応しながらの演奏ができます。素晴らしい空間、たくさんのジャズミュージシャンに愛され大切にされてきた空間である証しですね★★★

 

「足で聴くジャズ」

 

やっと最適な言葉に出会いました★

 

思わず足がリズム踏んじゃう、思わず手を鳴らしたくなる、思わず身体が揺れちゃう、指でテーブルをトントン、リズム刻んじゃう、踊りたくなる、

 

そんなジャズ。

いえ、それがジャズ。

 

Swingin’ Hot Jazz Bandの目指す世界はそんな、「足で聴くジャズ」。

 

Charlestonを演奏致しましたが、なんと賑々しく華やかであったことだろう★★★これぞ、チャールストンダンスを踊る為の、Charleston!!

とても嬉しく感じました。

 

St. Louis Bluesではラテン調、ブギウギ、stridepiano、4beatと一曲でいろんな表情を。いかがでしたか?

 

最早十八番になってまいりました、Baby Faceも、なんて明るく力強く楽しいアンサンブルだったことでしょう!

guitar能勢英史さん、bass佐々木研太さんの凄味溢れる技がそこかしこにちりばめられてましたね★★★

 

Si Tu Vois Ma Mereは、リハーサルで能勢さんによるアイデアを取り入れてbassフィーチャーしながらのguitarとの絡みありの、気持ちいい演奏となりました★★★

 

Banks of the OhioやJoseph Josephでのguitar能勢さんの凄味が爆発、炸裂しておりました!!

 

なんとなくこの日はguitarというよりbanjoのような、そんな演奏だったように感じました★★★

 

最高です★★★

 

Swingin’ では、なんとラグタイムを演奏するのですが、この日もMaple Leaf Ragを。蓄音機から流れてくるようなサウンド!!たまらないですっっ!!

 

この日、時間配分を間違ってしまいまして、演奏しないでおく予定だったWolverine Bluesを演奏しました。Swingin’ で演奏するのは初めての楽曲でしたが、控え目に言っても最高でした★★★賑やかなアンサンブル感が理想的に表現できたように感じています!!

Wolverine Bluesは、モダンジャズの世界ではあまり知られていない楽曲ですが、名曲であります。

Jelly Roll Mortonの楽曲。独創的な人だったようです。

あれ?banjo鳴ってる?なんて錯覚して演奏中、何度も能勢さんに目を向けると、guitarを演奏しておられる、当たり前なんですけれど。

Swingin’ の十八番になりそな予感です★★★

 

この日はあえて銀座カンカン娘を演奏致しましたが、秋にNHK朝のドラマ「ブギウギ」の放映があるそうなので、東京ブギウギもどんどん演奏していきますよ!

 

私の中では笠置静子さんはやっぱり

「ワテほんまによいわんわ♫」

なんですけれど。

 

汗と湿気とでベトベトな演奏後です。

 

いやー、充実した賑々しいアンサンブルだった★★★とても楽しかったです!!

 

「足で聴くジャズ」

 

Swingin’ Hot Jazz Bandはこれをテーマに演奏してまいります!!

ぜひとも一人でも多くの方々にお聴きいただきたいです!!

 

誠にありがとうございました!!

 

次回Swingin’ Hot Jazz Bandは、

8月17日(木)に

JAZZ ON TOP ACTⅢさんにて!!

http://jazzontop.info/

ご予約をオススメ致します!!

 

 

 

 

 

M’s Hallライブ後記 bass佐々木研太

6月23日(金)はM’s Hallさんにて、bass佐々木研太さんとDuoライブ、お聴きいただきました。ご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました!!

 

bass佐々木研太さん!!

 

研太さんとご一緒させていただくようになってから、ずいぶんと歳月が過ぎました。私にとっては第2の師匠というべき存在のベーシストです。

いろんなベーシストがおられますが、研太さんは、一拍がきちんとキープされていて、次の拍の頭を狙うタイミングも絶妙であり、不必要なエグさやイカつさがなく、一拍のSwing感がとても美しく優しく、バンドを導いてくださいます。

端々の処理が行き届いていて、俯瞰力も優れておられます。

そして、なんといっても広げてくださる風呂敷の大きいこと、これは技術もさることながら、研太さんのお人柄も関係しているのかもしれません。

昔からなんですが、研太さんがbassを演奏してくださるところでの弾き語りは、とてつもなく演り易いんです★★★

なんなのでしょうかね、スラスラと指も歌もスムーズです★★★

 

落ち着いた、いぶし銀的な、ナイーブさも含んだ研太さんのソロもこの日冴えておられましたね★★★

 

一曲目のI’m crazy ’bout my babyを演奏した時点で、はい、今日は最高やんっ、確定やんっ、でした★★★

 

お客様からいただいていたリクエスト楽曲、You’d be so nice to come home to、普通に演ったんじゃあ面白くない、そうだ!2beatでストライド奏法で演ってみよう!

これは、普通に演奏したパターンとの比較演奏もしましたから、解り易かったでしょ?!

 

Rock-a-bye your babyでの研太さんの弓での2beatもGood!!

M’s Hallの天井に飾られている飛行機のように、自由に弾いて自由に歌ってイキイキと自分らしく演奏させていただけたライブでした!!

あー、楽しかった!!集中して、伸び伸びと演奏できるって、最高なことです。それもこれもbass佐々木研太さんのおかげであります!!

 

bass佐々木研太さんは、いろんなライブをされてます!私とのライブとはまるで違った研太さんもぜひ皆様お聴きください!!

bassって、アンサンブルジャズにおいて、とても重要なポジションです、同じ人でもアプローチが変わればこんなに違うんだ、なんて発見があるはずです。そうするとまたジャズが楽しくなる。ジャズって面白いなぁ、とお感じになられると思います!

 

そしてこの日、初めてジャズライブハウスにお越しいただいたという女性がおられまして、ジャズって、静かに聴かないといけないのですか?とお訊ねになられましたが、、、

 

No  No  No

 

です。

 

特に、私が演奏しているジャズは、頭でなく足で聴いていただくジャズ!です。

そもそもジャズは、軍楽隊のマーチや酒場で演奏されていたragtime、それからBluesなどが融合され成立したもので、いずれも静かに演奏されたり静かに聴いたりするものではありません。

 

ですから、手を叩いていただいても、足でリズムをとっていただいても、踊っていただいても、全く構わないんですよ!!

むしろ、そうしていただきたいくらいです!!

 

そうは言っても、日本人。みんなが静かにしていたら空気読んでしまいますよね、、、

それもわかります。

 

がしかし、静かに聴かなければならない、モダンジャズのようにソロが終われば拍手をしなければならない、なんて決まりはまるでありません!!

心の赴くままに、足で、手で、身体でジャズを楽しんでいただきたいです!!

 

ともあれ、良き夜は終わるのが早いっっ。

 

皆様、誠にありがとうございました!!

 

次回M’s Hallは秋。

 

まだこれから夏ですけどね(笑)

 

お楽しみに★★★

 

M’s Hallは、レトロな調度品が店内に数え切れないほどにちりばめられています。最高の音響でマスターの選ばれるジャズが流れています。どことなく懐かしい感じのする空間が広がるお店です!

まだ行かれたことのない皆様、ぜひ足を運んでみてください!毎週金曜日にマスターこだわりのミュージシャンが良きジャズを演奏されてますから★★★

http://www.ms-hall.com/

 

この金曜日の翌週金曜日にも研太さんがbassのライブがあるのでした、、、Swingin’ Hot Jazz Band!!