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UpBEAT VOICES@JAZZ ON TOP ACT Ⅲライブ後記

4月18日㈪はUpBEAT VOICES@JAZZ ON TOP ACT Ⅲライブでした。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!

Straighten up and fly rightを久しぶりに演奏しましたが、いやぁ、十八番ですね。Hit that jive jackなど十八番がいくつもあるUpBEAT VOICESですが、最高に良い感じでした。

男声2人、、、彼らは歌い手ではないわけなんですが、やはり楽器をプレイされるミュージシャン、器用なんて安っぽい言葉でなしに、なんと表現したらよいのか浮かばず歯がゆいですが、長年演奏してきているにも関わらず、毎度凄いなぁと感心しきりです。

機転。機知。なんかそんな言葉がたくさん頭の中をよぎったライブでした。

A cottage for saleを演奏しました。guitarが野江君で、bassが光岡君でないとこうはならない、そんな理想的な演奏になりました。彼らのおかげでしかないです☆

次回UpBEAT VOICESは

5月13日㈮@M’s Hall にて!!

聴いて楽しい、観て楽しいUpBEAT VOICES!!

お待ち申し上げております。

その前に、、、

5月4日㈬

高槻ジャズストリート

19:00~ Bar seven

UpBEAT VOICESの代表曲をごっそりがっつり演奏します!!ぜひぜひお運びくださいね☆

★Swingin’ Hot Jazz Band@グラバー邸ライブ後記

4月16日㈯お昼はグラバー邸にてSwingin’ Hot Jazz Bandライブでした。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました!

Swingin’ Hot Jazz Bandは、

黒人霊歌や賛美歌を含むトラディショナルから、New Orleans Jazz、Chicago Jazz、Swing Jazz時代の楽曲を、そして時代を超えて愛されてきた名曲の数々を、粋で洒脱なSwing Soundで味わっていただけるTrioです。

1920年代は狂騒のジャズ・エイジでありました。ジャズに一番勢いのあった時代です。ragtime、dixieland、new orleans jazz,chicago jazz 、swing jazzと変遷していくそんな時代の楽曲を、この時代を彷彿させるような2beat,strideでもってお楽しみいただいているユニットです。

このように銘打ってからは初となるグラバー邸での演奏でした。とても良いライブだったように感じています。

この時代にjassからjazzという表現に変わったのですが、とにかくモダンジャズの大元です。昨今スタンダードと認識されているものより以前に厳然と存在し広く認識されていたスタンダード楽曲がたくさんあります。当時は今では考えられない数の人々に認識されていたスタンダード。時代背景も昨今とは全く違いますから単純な比較はできないにしろ、そんな古いスタンダード楽曲、古いジャズは、身体が自然とリズムをとってしまうような、手足が自然と動いてしまうような、そんな「ノれる」音楽なんですね。メロディが美しいんですね。

この日は前半はルイアームストロングの特集を(サニーサイドは演奏しませんでしたが)、後半はトラッド楽曲やスイング楽曲を。12番街のラグをこのユニットで初演奏致しましたが、guitar能勢英史さんの技量の圧倒的な凄さに舌を巻きました。strideとguitarの被さり方など心配な点があったのですが、そんなものは全くの杞憂でございました。

Basin street bluesや南部の夕暮れなどは本当にこの時代にタイムトリップしたような空気感に包まれました。Banks of the ohioやMy old kentuckey homeはこのユニットの十八番ですが、トラディショナルソングと、フォスターの作品です。Just a gigoroを取り上げましたが、マレーネ・ディートリッヒの歌った楽曲に佳曲があり、いつの日かこの曲と同時に演奏しようと考えております。

いやぁもう終わってしまったのかと思えてくるライブでした。このユニットのコンセプトのはっきりとしたセットリストでもってお聴きいただきました!

どこかノスタルジックな、胸の奥の方が温かくなるようなそんな世界観をSwingin’ Hot Jazz Bandでは味わっていただくべく策を練って参ります。

charlestonやtwelfth street rag等々のstride楽曲やboogie woogie楽曲もがっつり演奏して参ります。

現代ジャズの大元となったジャズの世界、ぜひとも味わってみてください。

次回Swingin’ Hot Jazz Bandライブは

6月24日㈮@M’s Hall にて。

その前に、特別企画ライブと致しまして、Swingin’ Hot Jazz Bandとsinger北川真美さんとで演奏致します。こちらは、私と北川真美さんとで演奏している2beat jazzのDuoのコンセプトとSwingin’ Hot Jazz Bandのコンセプトを合体させまして、様々な仕掛けを散りばめた心弾む内容でもってお楽しみいただきます!!

singerのバックをSwingin’ Hot Jazz Bandが担当するライブではございません。singerが単純に2人いるライブでもございません。

え?ほなどんなん???

それはぜひ、足をお運びいただきましてお楽しみいただきたく存じます。

5月8日㈰

放出DEAR LOAD

チャージの表記が¥2000となっておりますが、誤りです。大変申し訳ございません。

¥2500となります。

14時スタート!!

ご予約をオススメ致します。

09081417309まで。

http://tomtom.p-kit.com/

4月1日M’s Hallライブ後記

4月1日㈮はM’s Hallにて、Swingin’ Hot Jazz BandのDuoバージョンということで、bass佐々木研太さんと演奏致しました。お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!

研太さんとのDuoはこれまた7,8年くらい前以来でした。当時とは演奏内容がガラッと変わったと思いますが、じっくりとゆったりとした暖かみのあるDuoだったと感じています。

もちろんbass佐々木研太さんのおかげであります。派手なパフォーマンスはされません。しかしDuoであれTrioであれ、bassという立場からバンドを俯瞰してしっかりとじっくりとまさに燻し銀のごとく牽引される、出過ぎず引っ込み過ぎず、最高に心地良く、要所は確実に押さえて、深いポイントでもって演奏される佐々木研太さんです。以前からそんな演奏をされますが、この日はDuoということもあり、研太さんの音を目一杯浴びて、さらに強く深く広く大きく進化されているものを毛穴レベルで感じた次第です。

私自身も、力の抜けた、ゆったりとした空気感でアンニュイな雰囲気でもって、bassのビートや選択される音にすべて委ねながら、自由に弾き、歌い、bassの演奏に対しても反応できたように感じています。

この日はお客様が静かで、どうしてかしら?と思っていましたら、終演と同時に賛辞が。ありがとうございます。

とても良いDuoだったと感じています。

いろんなものが見えたり感じたりしてしまうので、雑念を封じ、信頼し委ね、またありのままを受け入れ反応する状態に自分を持っていくことは私には難題なのですが、ご共演頂いてきた中で途切れることなく揺るぎない信頼を抱いている佐々木研太さんとのDuoは、心も頭の中も無の状態で、ただひたすらに音楽をやれる環境なのだと思います。

Take me out to the ball gameをstride弾き語りとbassで演奏しましたが、お客様からお声上がり嬉しく感じました。

Slow boat to chinaでは1コーラス、研太さんのbassと歌、という、2beatやstrideやragtimeなどのtradの世界を追究する中ですっかり忘れていた普通の演奏パターンを投入しましたが、なんて歌いやすいことだろうか、歌が勝手にスイングします、研太さんのbassに乗っかると途端に。若々しい、はつらつとしたまだ青みの方が強いスイングではなく、腰の据わった大人なスイングです。いやぁ、本当に良いライブだったと思います。

良いライブというのは、いろんな形、いろんな表情がありますね。ワイワイ盛り上がるもの、新しい試みでの緊張の中にも楽しさのあるもの、各人の技術や持てる力により唸らせるもの、静かで落ち着いた中にも見事な音の絡み合いのあるもの、、、今年に入ってからは、様々な形のいわゆる良いライブを経験させていただけていることに、とても嬉しい気持ちと有難い気持ちで身も心も満タンです。

次回このDuoは、

7月22日㈮ M’s Hallにて。

自信をもってご案内致します。ぜひご一聴ください。

本当にありがとうございました!!

最近、視力の不具合極まりなく演奏中眼鏡をかけたりしています。ロッテンマイヤーさんみたいな感じの眼鏡が欲しいんですが、、、衣装や眼鏡等々、探す時間を作り出すのがどうにも苦手です。。。トホホ。

FABBRICAライブ後記

昨年の3月に出演予定だったFABBRICAさんでのライブ。ようやく叶いました。昨年とはメンバーが変わりましたが、演奏させていただけたこと、大変嬉しく、感謝申し上げます。

そしてお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!!

clarinet鈴木孝紀さん、bass光岡尚紀さんとのTrioライブでした。前回このメンバーで演奏したのは、2010年の1月8日だったそうで、お客様からお知らせいただきました。な、な、なんと12年ぶり。実は自身はあまり記憶にないのですが、まあ最近大変忘れっぽいですし(笑)。今や時の人となっているご両人との演奏、まずは、めちゃくちゃ楽しかったです。

12年前がどんな曲を演奏したのか覚えておりませんが、その頃とは大きく変わった内容になっていたと思います。

この日は、私はstride弾き語りを、そして、bass光岡尚紀さんにはslap奏法をたくさん取り入れていただいての、ビンテージ感というか、古いジャズの、あの感じ、、、strideピアノにslapベースに歌あり、clarinetあり、ですもの☆☆☆めちゃくちゃ楽しかったです☆☆☆

CabaretやIn the moodではお客様もよくご存知の楽曲であり盛り上がっていたように感じています。

In the moodもstride弾き語りしたのですが、益々大好きになってしまうこの曲。やっぱり名曲ですわよね。

この日の個人的圧巻を感じたことは、UpBEAT VOICESではハモりも担当していただいているbass光岡君の、slap奏法の唸るような演奏!!彼は本当に凄いです。ハートも熱いし、四の五の言わずにとにかくチャレンジするその姿勢、とにかく目の前にお越しいただいているお客様を楽しませて、お土産持って帰ってもらうくらいの意気込み、ミュージシャンだけど、芸を披露し聴かせて楽しませる、まさに芸人。素晴らしいの一言に尽きます。芸人、というと、嫌なイメージ与えるのかしら?!私は最高で最上級の褒め言葉であると認識した上で表現致しました。

clarinet鈴木孝紀さんは12年ぶりのご共演でありましたが、相変わらずの素晴らしさでありまして、なんと表現すべきか、本当にただひたすらに素晴らしかったです★★★

ジャズを聴きに行こうという人がなかなか新たにたくさんにならない昨今の状況。大変危機的です。ジャズが楽しい音楽であること、そしていつもライブハウスに足を運んでくださる方々ではない方々にも、この底抜けの明るさ楽しさを伝えて、ジャズのアルバム買ってみようかな、レコード買ってみようかな、生で聴きに行ってみようかな、古いジャズって楽しい、と、一人でもいいからそう感じて欲しい、そして実際、関西にもいくつも生演奏を聴きに行けるお店があるから、そこに実際に足を運んでいただきたい、と、本当に心底思い、願っています。

FABBRICAさんは、お洒落なお店で、しかもびっくりするくらいにお食事が美味しいんです!もちろんお酒もマスターこだわりのもので、とてつもなく美味しかったです!!

人は、美味しい食事で満たされたら自ずと幸福感を得る、そこに、音楽があるわけで、自ずと盛り上がる、美味しいから他にも注文する、そして音楽。。。なんて理想的な空間だったことでしょう!!

ライブは月に一度開催されていますが、ライブのない時であっても皆様、ぜひ一度行ってみてください、とてつもなくHAPPYになること間違いありません!!

お客様が楽しんでくださっているのを背中で感じつつ、アンコールで演奏したDown by the riversideでは、な、な、なんと、clarinet鈴木孝紀さんが、歌ってました!!えーっ、clarinet吹かんと?!(笑)いやいやclarinetも吹きつつ、歌っておられました!!UpBEAT VOICESちがうから、頼んではなかったのですよ、いくら鬼リーダーの私でもさすがにclarinet鈴木孝紀さんに歌ってくださいとは、お願いできるはずもなく。。。だのに、歌ってくださいました!!

歌って、コレだと思うのです。歌うことは楽しいことで、喜びであり、いろんなめんどくさいこと、忘れさせてくれる、音楽ってコレだと思うんです、また明日からがんばろって思わせてくれる。

私が、今、表現したくてしたくて仕方のない世界観を見事に表現し花を咲かせてくださった、clarinet鈴木孝紀さん、bass光岡尚紀さんに心から感謝すると共に、機会をくださったFABBRICAさんに感謝と御礼申し上げます。

そして一緒に楽しんでくださった皆様にも、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました!!!

このTrio、あまりに楽しかったので、再演機会を設けたいと考えております。実現しますように★★★

たくさん写真もいただきました、誠にありがとうございました!!