ライブ後記(旧年12月分)④

12月30日はBar it is さんにて、

singer北川真美さんとデュオで演奏致しました。

年末でとても賑やかでした。お越しくださいました皆様誠にありがとうございました。

 

singerの歌の伴奏をピアノ担当がする、というライブにはしたくない、というコンセプトでもって、趣向を凝らし楽曲を揃えて参りましたこのデュオ。

 

まだ一年くらいかと思いきや、かれこれ三年になるのだそうで、北川真美さんのライブ中のMCでそれを知りました。早いもんだ、と思います。阿吽の呼吸でささっとリハなんかが進むのはそのせいだったんだ。

 

真美さんの持ち曲に、Undecidedがあります。この楽曲は、私はstridepianoに徹して演奏致します。

このデュオを始めた頃は、stridepianoが安定せず、音を外したりテンポキープに問題が出たり他、諸々やらかしていたと思います。

「そんな伴奏では歌いづらい」

とお感じになられていたと思いますが、

継続は力なり、自分で言うのも何ですが(ほんなら言うな、はい、すみません)、音量も軽やかさも安定感も、初回時よりはずいぶんと成長したなぁ、と俯瞰で自分の演奏を聴きながら伴奏致しました。

それもこれも、北川真美さんの懐の深さでもって私を受け止めてくださってきたからであります。誠にありがとうございます。

 

この日、なんと、Isa Jammingさんがおみえになりました。

たまたまそのタイミングで、

Miss New Orleansを演奏致しました。

こちらの楽曲は、私の弾き語り主体で、singer北川真美さんがなんと合いの手を歌ってくださるという作品でして、その合間に彼が、口トランペット?(正式名称がわかりません、口でトランペットのような音声を出されます)でもって演奏してくださり、大変な盛り上がりとなりました。見事でした★

 

ミュージシャンであるから、アーティストでなければ、、、

という考え方よりも、

ミュージシャンも芸を究める芸人である、

という考え方が私にはしっくりくるもんですから、

Isaさんのパフォーマンスには感激致しました。彼のこのパフォーマンス、楽しくない「わけない」!!

 

Bar it is さんは私個人としては初出場でございましたが、なんとなんと、この日のスタッフでおられた若い女性が、私が日頃演奏させていただいている「○○温泉Jazz Nihgt」の会場にご家族とお越しくださり、その時に彼女は私に話しかけてくださり、Bar it isでお勤めされている旨をお聞きし、私が彼女に名刺をお渡しした、という、そんなことがございまして、まさかの初出場の日にその彼女がお店に入っておられる、というですね、なんとも凄い偶然!!がございました。

なんだか、すごい話し(笑)

縁とは不思議なものですね。

 

良き夜となりました。

 

Bar it isのオーナー様、スタッフ様、お越しくださった皆様、ご共演の機会をくださったsinger北川真美さん、誠にありがとうございました!!

 

 

 

なんばの高島屋前が車の通らない歩行者天国?的な感じの広場みたいになっていて驚きました(笑)

え?ずっと前にそうなってるで、と声が聞こえそうですが、浦島太郎な自分に驚きました(笑)

 

ライブ後記(旧年12月分)③

旧年中、月1レギュラーとして演奏させていただきましたBasin Streetさん。

旧年最後は、いつものMOT Trioにトランペット中山聖さん、washboard松井さん、が加わった厚みのあるサウンドでもってお楽しみいただきました。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました。

 

写真を今みても思いますが、聖さんや川崎さんの、ボウタイ、やはりとても絵になりますよね。こうでなきゃ、と思います。衣装って大切ですよね。いやもちろん演奏は当たり前なのですよ、ミュージシャンなのであるから。先輩方に囲まれて演奏できる幸せであります。

楽しかったです★★★★★

 

guitarにvocalに、時にdrums、そしてbanjo、ハーモニカ、、、

多才なオーナー川崎達彦さんと、重鎮凄腕bass三原脩さんとのユニットが、

「MOT Trio」

 

であります。

 

 

神戸はジャズ発祥の地とのこと。その時のジャズは、トラッドジャズ。

そんな神戸で、今やトラッドジャズがどれだけ演奏されているでしょうか?

おかしくないですか?神戸で一番演奏されててもおかしくないはずのトラッドジャズを聴けるお店がなかなかないなんて、、、

 

そんな貴重なTraditional Jazzを、Basin Streetさんにて、

MOT Trio

は演奏しております。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

三原さんのスラップや川崎さんのハーモニカなんかも、物凄く聴き応えあります。

選曲に工夫を凝らしながら本年もお楽しみいただきたく存じます。

 

Basin Street

http://www.basin-st.com/

 

 

ライブ後記(旧年12月分)②

吉田美雅UpBEAT VOICESのライブを12月19日、JAZZ ON TOP ACT Ⅲさんにて演奏致しました。

お越しくださいました皆様誠にありがとうございました。

 

先の記事でお知らせ致しましたように、UpBEAT VOICESのこのメンバーでの最期のライブでした。

これまで旧UpBEAT VOICESを応援くださいまして誠にありがとうございました。

この日はUpBEAT VOICESというバンド名をつけるに至った、このユニットの十八番楽曲を演奏致しました。

 

このメンバーで、様々なお仕事をさせていただいて参りました。東京にも三人で行きました。コンサートもありました。結果的に流れてしまいましたが、アルバムを作成する段取りもしておりました。いろんな会場でたくさん演奏して参りました。お聴きくださる方々に好評をいただくことの多いユニットでありました。

この日をもちまして、guitar. chorus野江直樹さんがバンドを退かれることとなりました。

これまでの野江直樹さんのバンドへのご尽力に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

2024年以降は新たなメンバーを迎え入れて、新生 UpBEAT VOICESとして、再度練り直しながら、新たなサウンドをお届けして参ります!!

 

guitarを演奏される方はたくさんおられるのですが、UpBEAT VOICESのguitarは、Swing Jazzに理解があり、その上、歌える方でなければなりません。

 

そんな、条件を受け入れてUpBEAT VOICESの新たなメンバーになってくださるguitar. chorusの方は、、、

 

秦 弘作さん

 

です。

 

季節は冬ですが、なんとなく春のような、これから何か始まる嬉しい予感のする、そんな気持ちでおります。

お話し致しましたら、わりと、お話し声は低い方なんです。渋い声。エエ声~。

 

UpBEAT VOICESのアレンジを覚えていただいたり、また秦さんからもご提案なんかいただけたら嬉しいなぁなんて思いながら、、、

 

まだ、新生UpBEAT VOICESの「ライブ」は決まっておりませんが、ゆっくりと確実に進めて参ります!!

どうぞご期待ください★★★

 

あまり大騒ぎするのが得意でなく、上手くアナウンスできてなかったかも?!しれませんが、

 

ともあれ、2024年は新生UpBEAT VOICESでお楽しみいただく運びとなりました。

今後ともUpBEAT VOICESをどうぞよろしくお願い申し上げます!!

 

 

ライブ後記(旧年12月分)

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

昨年12月分のライブ後記を、年が明けてしまいましたが掲載致します。

 

12月8日(金)は

Swingin’ Hot Jazz BandにてM’s Hallさんで演奏致しました。

お越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!!

 

この日のお客様の感想に、「面白かった」というものがいくつかございました。ありがとうございます。大変嬉しいお言葉であります。面白くしたい一心でこれまでも様々試行錯誤して参りました。面白がってお聴きいただけることは、私の意図するところのものであります。

そんな中、一番嬉しかった言葉は、

 

「いつも聴いているジャズとは違っていて、こんなジャズがあるのかと目から鱗です、楽しく面白かった」

 

こちらです。誠にありがとうございます。

Swingin’ Hot Jazz Bandで取り上げるジャズは、モダンジャズではなく、スイングジャズ時代以前のとトラッドジャズ(traditional jazz)であります。現在の関西ジャズライブハウスのほとんどのお店で毎夜演奏されているジャズではありません。

現代のジャズの大元となった元来のジャズを奏法ももちろん取り入れてお聴きいただくのがSwingin’ Hot Jazz Bandであります。

 

私たちの演奏するジャズを、それジャズなん?とお感じになられる方々は、ジャズの歴史を今一度紐解いてみられるのも面白いかもしれません。

これがジャズ。

1920年代のジャズが、ジャズの一番の隆盛期であったことは史実であります。様々な資料からも明らかであります。

 

guitarの能勢さんやbassの研太さんは、もちろんメインはモダンジャズであられますが、このお二人は、トラッドジャズも見事に表現されます。そのことに大きな意味や価値を感じざるを得ません。

 

こうして文章にすると、堅苦しく感じるのかもしれませんが、シンプルで明快で身体や足が自然にリズムをとる、自然と楽しめる、そんな楽曲の勢揃いしたSwingin’ Hot Jazz Bandのライブであります。

 

自然とリズムを刻む

自然と楽しめる

 

様々な演者に使いふるされた言葉であるかもしれませんね。

Swingin’ Hot Jazz Bandで取り上げるトラッドジャズライブは

「足で聴くジャズ」

これが一番しっくりくる言葉であると思います。

 

トラッドジャズというと、ディキシーランドジャズをイメージされる方々もおられると思いますが、Swingin’ Hot Jazz Bandで取り上げる楽曲はスタイルはディキシーランドジャズではございません。

 

トラッドジャズにはもちろんディキシーランドジャズも含まれるのですが。

 

Swingin’ Hot Jazz Bandの2023年最後のライブだったこの日、老若男女にお楽しみいただけた、面白がっていただけた印象に残るライブだったと感じています。

誠にありがとうございました!!

 

 

2024年もSwingin’ Hot Jazz Bandのライブをお聴きいただき、トラッドジャズの世界、歴史、共に楽しんでまいりましょう!!

 

あー、とても良いライブでした。良い具合に熟成されてきたような、そんな兆しをひしひしと感じながら、、、

 

ありがとうございました!!